● 地域の現状・課題
・小浜市は福井県の南西部に位置し、日本海に面している。
・約10年前より漁獲量の減少が止まり、低調に推移している中で魚価の低迷が進み、漁業経営の環境は厳しくなっている。
・推測であるが、以前は600haあった小浜湾内の藻場は現在156haまで減少している。
清掃活動が行われている海岸
藻場の保全活動を行っている海域
● 活動の内容
・アマモ場の保全として、ゾステラマットの設置を貝藻くんの設置を行い、成長状況の確認としてモニタリングを実施。
・ウニの密度管理、駆除、利活用の実施。
・海岸漂着物の回収の実施。
・教育学習として藻場の生き物調査と捕獲した魚の調理体験の実施。
藻場の保全活動
活動開始前の打合せ
● 活動の効果
・アマモの成長(34.6%)と海藻の定着(38.0%)、生き物が住んでいることが確認された。
・集落単位で回収作業を行った。また漂着物ゴミのモニタリングを実施し、漂着量やごみの種別の確認をした。(103㎥、理解度80%)
藻場のモニタリング