● 地域の現状・課題
- 竹野川は南北約20kmの延長があり、1町1河川で完結する県下でも珍しい河川です。また、源流部の標高は360mと延長の割に高低差があり、降雨時には一気に増水する河川です。そのため井堰が多く、水生生物の遡上を阻んでいます。
- 竹野川の上流部・中流部・下流部はそれぞれの環境に適した水生生物が生息していますが、町民には川に親しむという意識が希薄で、事業に対する理解が得難い点が課題です。
河川清掃の様子
● 活動の内容
- 近年増え続けるプラスチック廃棄物など人工ゴミによる生態系への影響が心配されており、これらの回収作業を毎年続けています。
- 環境変化に伴う水生生物の生育調査を実施し、水環境の変化を注視しています。
河川清掃の様子
● 活動の効果
- 中流部の対象区域内の流木や人工ゴミを回収し、河川清掃活動に努めた。
- 水生生物の生育調査では、カゲロウやカワゲラなどの生息が確認できている。
生育調査の様子