知夫村海守隊(島根県知夫村)

● 活動項目

国境・水域の監視

● 組織の構成

漁業者、知夫村役場(13名)

● 地域の現状・課題

  • 知夫村は島根半島沖合の日本海に浮かぶ隠岐諸島の最南端に位置しており、島根県松江市七類から44kmの距離にある。
  • 近年、北朝鮮籍と思われる小型木船等が日本へ流れ着く事案が報道される中、竹島・尖閣諸島問題等日本を取り巻く海洋環境が著しく脅かされ、国境に近い隠岐諸島もその例外ではない。そこで、監視活動を行い、村民が日々、安全・安心に暮らし、また、漁業を営むことができる環境作りを図る。

● 活動の内容

  • 島の西部から南部にかけての43.66k㎡の海域を、1日あたり2隻体制で監視する。

● 活動の効果

  • 監視活動により安心した日常生活等を送ることが出来るだけでなく、国境監視の大切さ、国民の生命、財産を守る意識が生まれてきている。また、漁業者同士、並びに漁業者以外、若者、高齢者が一つの目的で動くことにより、団結力が強くなり日頃の生活にも良い雰囲気が生まれている。