● 地域の現状・課題
・山口県の東南部に位置し南部は瀬戸内海に面し温暖な気候のため、海が荒れることも少ない地域である。
・アサリ等二枚貝の水産資源は年々減少傾向で、干潟の保全活動及び資源回復が課題となっている。
● 活動の内容
・干潟の保全活動では、耕うん、被膜網での保護区域の設定、密度管理、モニタリングを実施している。また、種苗放流も行うことで資源回復を図っている。
● 活動の効果
・モニタリングの結果、保護区域内の対象生物量は対平成28年度に対して3%増とわずかに増えた。また、保護区域内の種苗を放流していない箇所でもアサリがわずかに確認できた。
・今後も保全活動を継続して、資源の回復を目指したい。