新勝浦市漁協浜行川藻場保全グループ(千葉県勝浦市)

● 活動項目

藻場の保全

● 組織の構成

漁業者、新勝浦市漁協 浜行川支所、勝浦マリンサポートアウター(38名)

● 地域の現状・課題

・千葉県勝浦市浜行川地先の藻場を活動場所としている。 ・魚類の食害により、アラメ・カジメ場が減少している。

活動を行っている海域

● 活動の内容

藻場を維持・保全する取り組みとして、以下を行っている。 ・食害生物の除去(魚類):刺網により、ブダイ等の植食魚を駆除している。 ・アオリイカ産卵床の設置:アイゴの天敵であるアオリイカを増やすため、R7年度から産卵床を設置している。

海藻を食害する魚類の除去作業

捕獲された魚類

● 活動の効果

・令和6年度のモニタリングの結果、アラメ・カジメの平均被度は25%であった。 ・令和5年度に活動を開始したため、植食魚の除去活動とアオリイカ産卵床の設置を継続し、藻場の保全に努める。

魚類に食害されている海藻