● 地域の現状・課題
- 当組織は、磯焼けの進行、海藻の減少に伴い、平成29年に発足した。海藻の増加を目的とした藻場の保全活動、組織の協定海域内の海洋生物の保全を目的とした水域監視活動を開始した。

活動を行っている海域
● 活動の内容
- イスズミ等の魚類を刺網、トラップで捕獲している。
- ウニ類、ミナ類の除去作業を鉾突きや潜水にて行っている。
- 母藻、海藻種苗をイスズミ等の食害にあわないようカゴにいれ、海中への設置を行っている。
- 地元小中学校の生徒や保護者の方と海難救助訓練、魚捌き教室を行っている。

トラップの確認
● 活動の効果
- ウニ類、ミナ類は除去作業の効果があり、減少傾向にある。イスズミ等の魚類に関しては、生態や生息区域が把握できていないため、思うような効果があがっていない。
- 母藻、海藻種苗に関しては、カゴの中では生育しているが、天然での繁茂には至っていない。

鉾突きによるウニ除去