● 地域の現状・課題
・佐須奈地区は、対馬の北西部に位置し韓国まで約50㎞の国境に有り、好天時には異国を望める。
・平成25~26年頃からカジメ、ヒジキ等が激減し平成29年度より活動組織を立上げ藻場の保全活動を開始した。
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海藻が見られなくなった海底
● 活動の内容
・母藻の設置:ネットにワカメのメカブを入れて錘で2~3mの海底に固定した。
・食害生物の除去(ウニ、魚類)
・国境・水域の監視:午前、午後に分かれて、監視活動を実施している。
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網によって除去された食植生魚類
● 活動の効果
・構成員により、食害生物の除去を実施している。
・平成29年度は26%だった平均被度が、令和元年度66%、令和2年度56%と2倍以上の被度で推移している。
・主な海藻は小型海藻類である。
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確認された海藻の幼体