● 地域の現状・課題
・有川地区は長崎県五島列島北部の中通島の東に位置し、定置網漁業、一本釣り漁業、刺網漁業などが営まれている。
・以前は、地域の漁業活動が国境監視など、さまざまな役割を担ってきた。しかし、漁業従事者の高齢化や後継者不足などにより、多面的機能の発揮に支障が生じてきていることから、平成29年度に活動組織を設立し、国境・水域の監視活動に取り組んでいる。
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有川湾の眺望
● 活動の内容
・水域の監視:協定面積(56.5K㎡)の海洋生物の保全を図るため、活動面積の監視活動とともに、漂着ごみの状況や水域の変化のデータ収集を行っている。
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海岸に打ち上げられたごみ
● 活動の効果
・これまで不審船の報告はないが、環境異変の把握などを併せて取り組むことで、国民の財産である海洋生物の保全が図られていると感じている。
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監視活動が行われている海域