ISOP(宮城県石巻市)

● 活動項目

藻場の保全

● 組織の構成

漁業者、宮城県漁協石巻地区支所、フィッシャーマンジャパン(99名)

● 地域の現状・課題

  • 石巻市牡鹿半島の佐須浜、荻浜、田代島を活動地域とする。

  • キタムラサキウニの増加による食害等により、磯焼けが進行している。
  • ウニ類への対策が求められたことから、令和2年度に活動組織を設立し、藻場の保全活動を開始した。

地域の現状

● 活動の内容

  • 食害生物の除去(ウニ類):海藻の食害抑制のため、潜水によるウニの駆除作業を実施している。
  • ウニの密度管理:磯焼け海域に生息するウニを回収して非磯焼け海域に移植している。
  • 母藻の設置:母藻としてコンブ等を設置している。

保全活動の様子

活動紹介動画(令和2年度に作成したyoutube動画 )

● 活動の効果

  • 令和3年度のモニタリング調査の結果、活動区域の海藻の平均被度は 30%であった。

  • 保全活動を行った結果、藻場の状態は横ばいに推移していると考えられる。

藻場の様子