唐桑地区磯焼け対策協議会(宮城県気仙沼市)

● 活動項目

藻場の保全

● 組織の構成

漁業者、宮城県漁協唐桑支所、青年部、海匠建設(株)(733名)

● 地域の現状・課題

  • 唐桑地区は気仙沼市の北東部に位置し、北部は広田湾、南部は気仙沼湾に面している。

  • キタムラサキウニの増加による食害等により、磯焼けが進行している。
  • ウニ類への対策が求められたため、令和2年度に活動組織を設立し、藻場の保全活動を開始した。

活動区域の様子

● 活動の内容

  • ウニの密度管理:磯焼け海域から回収したウニを非磯焼け海域に移植している。

保全活動の様子(ウニの密度管理)

保全活動の様子(ウニの密度管理)

● 活動の効果

  • 本県沿岸一帯に高水温傾向が継続しており、活動を開始した令和2年度から海藻の増加はあまり見られていないが、ウニ密度の大幅な低下が確認されており、今後の海藻の定着率の上昇が期待される。

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