岩井富浦磯焼け対策活動組織(千葉県南房総市)

● 活動項目

藻場の保全

● 組織の構成

漁業者、岩井富浦漁協(53名)

● 地域の現状・課題

・南房総市小浦~富浦町南無谷地先の藻場を活動場所としている。

・魚類による食害や海藻のタネ不足により、アラメ・カジメ場が減少している。

活動を行っている海域

● 活動の内容

藻場を維持・保全する取り組みとして、以下の活動を行っている。

・母藻の設置:アラメ・カジメのタネを供給するため、成熟した母藻を投入している。

・食害生物の除去(魚類):刺網により、ブダイ等の植食魚を駆除している。

捕獲された魚類

● 活動の効果

・令和6年度のモニタリングの結果、アラメ・カジメの平均被度は6%であった。

・局所的には藻場の回復が見られることから、植食生物の除去活動を推進し、藻場の保全活動を継続する。

確認された海藻