● 地域の現状・課題
- 石狩地区は石狩川河口の南部に位置し、日本海に面している石狩湾新港を拠点としている。サケやニシン、わかさぎなどの漁業が盛んである。
- 近年は流木やトド等の海生哺乳類による漁網破損や漁獲物食害等の被害を受けており、漁船の衝突防止及び安全確保が課題となっている。
- また、石狩湾新港は日本海拠点港として多くの船舶の行き来があるため、安全航行が重要となっている。
活動開始前の撮影
● 活動の内容
- 海洋生物の保全や安全操業確保を図る事を目的として平成26年度に組織を設立し、監視活動を展開している。
- 現在は29名の構成員が主に7月から2月に協定水域142km²内の監視を行い、情報の共有と集約に努めている。
海上監視活動の様子
● 活動の効果
- 監視活動を通じ情報の共有化が図られた事から、構成員の監視への意識、安全操業に対する意識付けが進んだ。
活動終了後の撮影