古平地区水域監視活動協議会(北海道古平町)

● 活動項目

国境・水域の監視

● 組織の構成

漁業者、東しゃこたん漁協(10名)

● 地域の現状・課題

  • 古平地区は北海道西部、積丹半島の北東に位置し、日本海に面しており、漁業が盛んでニシン漁で栄えた町である。
  • 近年はトド等の海獣類によって、漁網破損や漁獲物食害等の被害を受けているなどの問題がある。

活動開始前の撮影

● 活動の内容

  • 海域の異変を早急に発見・対処することを目的とし、平成28年度に組織し、監視活動を行っている。
  • 監視活動は9~2月に行っており、令和6年度は延べ50名(50隻)が実働した。

監視活動を行っている海域

● 活動の効果

  • 令和6年度には異変は確認されていないが、過去多い年には37件の異変が報告されており、その大半は海獣類の発見であった。
  • 監視活動を通じて、情報を共有することで、漁業者は安全な操業を行うことができた。

監視活動を行っている海域