古平地区水域監視活動協議会(北海道古平町)

● 活動項目

国境・水域の監視

● 組織の構成

漁業者、東しゃこたん漁協(24名)

● 地域の現状・課題

・古平地区は北海道西部、積丹半島の北東に位置し、日本海に面しており、漁業が盛んでニシン漁で栄えた町である。

・近年はトド等の海獣類によって、漁網破損や漁獲物食害等の被害を受けているなどの問題がある。

活動開始前の撮影

● 活動の内容

・海域の異常を早急に発見・対処する事を目的とし、平成28年度に組織し、監視活動を行っている。

・監視活動は11月~2月に行っており、平成30、令和元年度にはそれぞれ延べ180名(180隻)が実働した。

監視活動を行っている海域

● 活動の効果

・平成28・29年度には2~37件の環境異変が報告されており、その大半は海獣類の発見であった。

・監視活動を通じて情報を共有することで構成員の監視活動への意識が高まった。

監視活動を行っている海域