● 地域の現状・課題
・日司・余別地区は積丹半島に位置し、日本海に面している。
・地区は漁業と観光が盛んな町だが、近年はトド等の海獣類によっての漁網破損や漁獲物食害等の被害を受けるなどの課題がある。
・また、不審船の情報もあり、過去には北朝鮮の木造船の漂着も確認されている。
活動開始前
● 活動の内容
・海域の異常を早急に発見・対処することを目的とし、平成28年度に組織し、監視活動を行っている。
・監視活動は9月~12月に行っており、平成30、令和元年度にはそれぞれ延べ208名(208隻)が実働した。
監視活動中の様子
● 活動の効果
・平成28・29年度には79~119件の環境異変が報告されており、大半が海獣類の発見であった。
・平成30年11月には不審船が漂着したことから
期間を9月~12月に変更し監視を実施している。
・監視活動を通じて情報を共有することで、構成員の監視への意識が高まった。
岩の上で休む海獣類