せたな町水域監視活動組織(北海道せたな町)

● 活動項目

国境・水域の監視

● 組織の構成

漁業者、ひやま漁協(51名)

● 地域の現状・課題

・当地区は、北海道の檜山管内北端部に位置し、西は日本海に面している。

・近年、不審船の漂着(H30:1隻、R1:2隻)や海獣の目撃があるなど環境異変等が目立ってきた。

・安全操業並びに環境異変への対策が求められたため、平成25年度に活動組織を設立し、水域の監視活動を開始した。

活動を行っている海域

● 活動の内容

・水域監視:各構成員が漁船を使用して80㎢の水域(面積)を監視し、水域の変化(漂流物)や海獣の来遊状況、不審船の有無の情報を共有している。

発見された漂流物

● 活動の効果

・令和2年度の効果としては、漂流物の通報が5件あり、漂流物を除去したことに伴い、水域の安全や環境保全が図られた。

・不審船を監視することにより、密漁対策への効果もあった。