奥尻地区水域監視活動組織(北海道奥尻町)

● 活動項目

国境・水域の監視

● 組織の構成

漁業者、ひやま漁協奥尻支所(49名)

● 地域の現状・課題

  • 奥尻町(奥尻島)は、北海道南部に位置する渡島半島の西部に浮かぶ、日本海に囲まれた島である。
  • 地区は漁業と観光が盛んな町だが、過去にトドやオットセイによる漁業被害が多発し、水揚げや漁猟に大きな影響を及ぼしている。
  • また、不審船の情報もあり、過去には木造船の漂着も確認されている。
  • これら海獣類や不審船は地区の安全を脅かしており、周辺海域や沿岸の異常を早急に発見・対処できるような体制が求められている。

奥尻島と監視位置

● 活動の内容

  • 海域や沿岸の異常を早急に発見・対処することを目的に、平成26年度に組織を設立し、水域の監視を行っている。
  • 監視活動は1~2月の休漁時に集中して行っており、令和6年度には29名、延べ344人(隻)が実働した。

監視前の写真撮影

● 活動の効果

  • 海洋生物の保全を図るためのトドやオットセイなど海生哺乳類の出現動向行動監視や、流木、油濁、不審船などの水域監視ができ、また活動を通じて情報を共有することで構成員の監視活動の意識が高まっている。
  • また、本活動により休漁時に出船機会が増え、構成員同士の交流が進むことで地域活性化にも寄与している。

監視活動後の情報交換