北るもい天塩地区水域監視活動組織(北海道天塩町)

● 活動項目

国境・水域の監視

● 組織の構成

漁業者、北るもい漁協天塩支所(19名)

● 地域の現状・課題

天塩町は北海道北部の日本海に面し、北海道内第2位の長さの天塩川の河口に位置する。大ぶりなしじみの産地として有名。活動組織が属する北るもい漁協天塩支所は主にさけ、しじみ、たこ、刺網漁業を行っており、令和4年度の組合員数は27名、販売取扱高は12憶円であった。

近海では海生哺乳類の出現や不審船の漂着等の発生もあり、海洋生物の保全等を目的とし、平成26年度に活動組織を立ち上げた。

 

活動を行っている海域

● 活動の内容

11月から3月にかけて16名の会員が手分けして協定水域の50㎢内の監視を行った。

 

活動開始前の写真撮影

活動で使用する機器類

監視活動中の海域の様子

● 活動の効果

漁業者が環境異変に注意するようになり、異変を発見した際の連絡等、連携の強化が図られた。