● 地域の現状・課題
・古平町は北海道西部、積丹半島の北東側に位置し、日本海に面している。
・身入りの悪いキタムラサキウニが増え始め、年々藻場の減少が目立ってきている。
・ウニ類への対策が求められたため、平成30年度に活動組織を設立し、藻場の保全活動を開始した。
船上からのウニ採捕
● 活動の内容
・漁業者による船上からのヤスでのウニ採捕を5日間実施、委託業者の潜水によるウニ採捕を3日間実施し、コンブが繁茂している海域に移植する。
ウニの密度管理
● 活動の効果
・サポート専門家を活用し活動を実施中、ウニを適切に密度管理できればコンブ藻場の拡張がみられた。
・漁業者は、ウニ密度管理によって岸側から沖側へコンブが増えてきていると感じている。
採捕したウニを別の海域へ放流