気仙沼大島磯焼け対策部会(宮城県気仙沼市)

● 活動項目

藻場の保全

● 組織の構成

漁業者、宮城県漁協気仙沼地区支所大島出張所、(株)南三陸潜水、みちのくダイビングリアス(593名)

● 地域の現状・課題

  • 気仙沼大島は気仙沼湾の中央に位置している。
  • キタムラサキウニの増加による食害等により、磯焼けが進行している。
  • ウニ類への対策が求められたため、令和3年度に活動組織を設立し、藻場の保全活動を開始した。

活動漁場

● 活動の内容

  • ウニの密度管理:磯焼け海域から回収したウニを非磯焼け海域に移植している。
  • 海藻の種苗生産:人工採苗により、アラメの種苗生産を実施している。
  • 海藻の種苗投入:アラメ種苗をブロックに固定して、磯焼け海域に種苗投入している。

保全活動の様子(アラメ種苗生産)

● 活動の効果

  • 令和3年度のモニタリング調査の結果、活動地区の海藻の平均被度は6%であった。(活動初年度のため、活動の効果は次年度から検証する。)

モニタリング調査