三野瀬活動組織(三重県紀北町)

● 活動項目

藻場の保全

● 組織の構成

漁業者、海野漁協、きほくふるさと体験塾、三浦小学校、海野小学校、地域住民(175名)

● 地域の現状・課題

・海藻を食べるガンガゼが増えて、各地に磯焼けが広がっている。

・高波の後など、海岸に流木や人口ごみが漂着する。

磯焼け状態の海底

漂着した流木

● 活動の内容

・海女、潜水士が、ガンガゼを突き棒にて、除去している。

・漁業者、地元住民で海岸清掃を実施している。

潜水によるウニ類の除去作業

海岸に漂着したごみの回収

● 活動の効果

・令和2年度の海藻の被度は37%と前年度から微増した。一部においては、藻場の再生が見られるようになった。

・清掃したあとは海岸がきれいになり、生物の生息環境向上に効果があると思われる。

藻場のモニタリング

清掃後の海岸の様子