● 地域の現状・課題
・柴山港は天然の良港として、また入り江であることから国からも避難港として指定される港である。山陰海岸ジオパークエリア内でもあり、風光明媚な港で四季折々の新鮮な魚介類が水揚げされている。
・当該地区では偏西風の影響で冬季に時化ることが多く、転覆や漂流ゴミ等による船舶事故を防ぐためにも監視活動は重要である。
柴山港
● 活動の内容
・柴山地区沿岸海域の環境保全、海難救助、災害の防止・支援に資することを目的に、海の安全確保の一環として「海の監視ネットワーク強化」の監視活動を行っている。
・漁船で、出漁中に水難事故や密漁(不審船)、流木等の漂流物、海面の水色異常などを監視し、異常を確認した時に記録・報告する活動を実施している。
活動海域
● 活動の効果
・異常発見時は漁協へ連絡し、適切な判断を仰ぎ操業海域の安全に努めた。
・近年は緊急性の高い事象が生じていないことから、活動としては日々の記録に留まっている。
・今後も海の監視ネットワーク強化の活動を行うことで事故を未然に防ぎ、安全安心な操業に努めたい。