肥前地区海底環境を守る会(佐賀県唐津市)

● 活動項目

藻場の保全 他

● 組織の構成

漁業者、地域住民(84名)

● 地域の現状・課題

・肥前地区は佐賀県の北西部に位置し、仮屋湾及び玄界灘に面している。

・近年、地区の沿岸では磯焼けによる藻場の減少が確認されており、これに伴いアワビ等の磯根資源が減少した。

・藻場が減少した場所には、ガンガゼ等のウニ類が増加し、藻場の回復を遅らせる原因となっている。

・地区では藻場の保全等が求められており、平成25年に組織を設立し、藻場の再生活動を展開している。

ウニ類の食害により磯焼け状態の海底

● 活動の内容

・ウニ類の除去をメインに活動を行っている。

・ウニ類の除去は素潜り及び船上作業により行っており、ガンガゼやムラサキウニを対象に海中で潰している。

・藻場の再生活動の他にも、減少したアサリ資源回復のため、熊本県より入手したアサリ(殻長2~3cm)の放流を行っている。

ウニ類の除去(素潜り)

ウニ類の除去(船上作業)

ウニ類の除去状況

アサリの放流

● 活動の効果

・現在、アラメ・カジメ類やホンダワラ類で構成された被度30%程度の藻場が形成されている。

・ウニ類の除去を行っているにもかかわらず、顕著な減少が見られず、活動の継続が必要である。

・先進事例や専門家の意見を取り入れながら活動の効率化を図る。そのために、講習会などを活用して、他組織や専門家との繋がりを持つことが必要となっている。

アラメ・カジメ類、ホンダワラ類からなる藻場