● 地域の現状・課題
・千葉県鴨川市天津地先の藻場を活動場所としている。
・魚類による食害や海藻のタネ不足により、近年磯焼けの兆候(アラメ・カジメ葉状部の消失)が確認されている。

活動を行っている海域
● 活動の内容
藻場を維持・保全する取り組みとして、以下を行っている。
・母藻の設置:アラメ・カジメのタネを供給するため、成熟した母藻を投入している。
・食害生物の除去(魚類):刺網により、ブダイ等の植食魚を駆除している。

捕獲された魚類

海岸に流れ着いた母藻の回収
● 活動の効果
・令和6年度のモニタリングの結果、アラメ・カジメの平均被度は59~62%であった。
・令和6年度に活動を開始したため、植食魚の除去活動と母藻の設置を継続し、藻場の保全に努める。

母藻の設置作業