塩浜地区藻場保全組織(長崎県対馬市)

● 活動項目

藻場の保全 他

● 組織の構成

漁業者、豊玉町漁協(21名)

● 地域の現状・課題

近年イスズミやウニ類などの食害生物が増加し、藻場の減少が顕著に現れ始めた。そのため平成29年から藻場の保全活動を開始した。

活動を行っている構成員

● 活動の内容

海藻の種苗投入:プレートのついたアラメの種苗をコンクリートで固めた鉄筋の上に固定する。そして食害生物に被害を受けないように籠を被せて海底に落とす。

食害生物の駆除:イスズミなどの魚類は建網を使用し、ウニ類などは素潜りで駆除する。

潜水によるウニ除去

アラメ種苗投入の準備

● 活動の効果

被度は昨年度までほぼ横ばい(65%)であったが、R3年度は41%と減少した。食害生物の影響が原因と考えられる。

活動区域の海底の様子