● 地域の現状・課題
近年イスズミやウニ類などの食害生物が増加し、藻場の減少が顕著に現れ始めた。そのため平成29年から藻場の保全活動を開始した。

活動を行っている構成員
● 活動の内容
海藻の種苗投入:プレートのついたアラメの種苗をコンクリートで固めた鉄筋の上に固定する。そして食害生物に被害を受けないように籠を被せて海底に落とす。
食害生物の駆除:イスズミなどの魚類は建網を使用し、ウニ類などは素潜りで駆除する。

潜水によるウニ除去

アラメ種苗投入の準備
● 活動の効果
被度は昨年度までほぼ横ばい(65%)であったが、R3年度は41%と減少した。食害生物の影響が原因と考えられる。

活動区域の海底の様子