河内地区水域保全組織(長崎県対馬市)

● 活動項目

藻場の保全 国境・水域の監視 

● 組織の構成

漁業者、上対馬町漁協河内出張所(27名)

● 地域の現状・課題

  • 当組織は、磯焼けの進行、海藻の減少に伴い、平成29年に発足した。
  • 海藻の増加を目的とした藻場保全活動、組織の協定海域内の海洋生物の保全を目的とした水域監視活動を開始した。

 

活動を行っている海域

● 活動の内容

  • ウニ類、ミナ類を鉾突きや潜水にて除去作業を行っている。
  • 母藻、海藻種苗をイスズミ等の食害にあわないようカゴにいれて海中へ設置している。

海藻種苗の設置

● 活動の効果

  • ウニ類、二ナ類は除去作業の効果があり、減少傾向にある。
  • 母藻、海藻種苗に関しては、カゴの中では生育しているが、天然での繁茂には至っていない。

海藻種苗を入れたカゴの設置