● 地域の現状・課題
・郷ノ浦地区は壱岐市南西部に位置し、玄界灘に面している。
・近年、主要魚種であるイカやマグロ類の漁獲量が年々減少し、磯根資源も低迷している。
・また、流れ藻や浮遊物の増加により船の航行に支障が生じており、課題となっていた。
・このような背景から、環境異変や不審船の監視を行うこととした。
浮遊するロープ
● 活動の内容
・海域の異常を早急に発見・対処することを目的とし、平成29年度に組織し、水域の監視活動を行っている。
監視活動の記録作業
● 活動の効果
・活動期間中に不審船などが確認されなかったのは、監視活動が周知されたことにより抑止効果が働いたものと考えられる。
・流木等の漂流物をはじめ、不審船、環境異変などの異常に早期に対応できるよう、水域の監視活動を継続するとともに、海域の情報共有を図っていきたい。
活動を実施している海域の様子