● 地域の現状・課題
・住吉地区は、有明海の南側に位置しており、地区を流れる一級河川である緑川の河口には広大な干潟が広がっている。
・住吉地区では、海苔養殖のほか、採貝漁業が盛んであり、ハマグリ・アサリが生産されている。
・近年の大雨等による影響で、河川からヘドロが多く流入し、貝の生息地に悪影響を及ぼしている。また、貝の天敵でもあるツベタ貝やイガイ等の生物の除去作業にも苦慮している。
広大な住吉地区干潟
● 活動の内容
・ハマグリ・アサリ生息地でもある干潟には、ヘドロが多く堆積している箇所があるため、耕うんを実施し、生息地の漁場環境改善に取り組んだ。
・生息数の低下を招く生物の除去においては、ツベタ貝やイガイ等の卵を採捕し海からの駆除を行い、さらに親貝の駆除も行った。
・アサリの母貝・稚貝の保護を目的に保護区へ移植を行い、生息数の増加に努めた。
駆除・耕うんの様子
● 活動の効果
・年によりバラつきはあるものの、アサリの稚貝発生箇所の増加が確認され、生息数改善に寄与できた。(R7年前年比140%増)
・事業の対象生物が増えることで、機能低下を招く生物も多くなり、活動には難しさが伴うものの、今後も有明海の宝でもある干潟を守る為、保全活動を展開していく。
アサリ生息