● 地域の現状・課題
・三重県尾鷲市の九木浦を活動場所としている。
・平成25年度時点でガンガゼ類が優占する磯焼けが確認されていた。
・平成25年度に活動組織を設立し、藻場の保全活動を開始した。
磯焼け海域で優先するガンガゼ類
● 活動の内容
・食害生物の除去(ウニ類)
船上作業や、ダイバーの潜水作業により、除去棒等を用いたガンガゼ類の除去を行っている。
ダイバーによるガンガゼ類除去
● 活動の効果
・藻場の保全活動を行った結果、ガンガゼ類の密度は減少し、海藻被度が活動前の4.1%から51.0%に増加した。
・ガンガゼ類の除去区内ではホンダワラ類からなるガラモ場が再生された。
再生したガラモ場