● 地域の現状・課題
●例年、秋の大雨、台風の後河川内に流木倒木が多数堆積や不法投棄により、河川環境の悪化を惹起している。
●令和6年度に流木倒木の撤去に関し、事故の発生や薪の需要低下があり、作業内容の見直しを行う。
●組織で対処できない事案については町役場担当課と連携をとりつつ作業を進めることとする。
川掃除ごみの回収 令和6年10月3日岩泉町小屋敷・配羅付近
川掃除流木処理 令和6年10月9日岩泉町新田付近
川掃除倒木の処理 令和6年12月2日岩泉町の支援により大木を処理
● 活動の内容
●当組織は平成28年の台風10号被害からの復旧を契機に発足。
●現在の活動は、モニタリング調査による水生生物の個体数確認と、河川清掃による水生生物の生息環境整備が主体となっている。
●これ迄は構成員全員に呼びかけして多人数で清掃活動を行っていたが令和2年度以降、コロナや高齢化を原因に、少人数での活動を余儀なくされている。
モニタリング調査 令和6年4月23日岩泉町沢周り付近
川掃除 令和6年10月3日岩泉町神成付近
川掃除 令和6年12月5日神成付近
● 活動の効果
●モニタリング調査実績(定点10箇所)
令和5年度 令和6年度 7.45匹(各回平均値) 7.38匹(各回平均値)
気温が高く、羽化が早まり減少したと考えられえる。また、河川改修工事の影響によりモニタリングの実施が難しい箇所があった。
●川清掃の延長としての薪配布は地域高齢者世帯16世帯に軽トラ32台分約6.4トン相当を配布し大変喜ばれた。また、町役場担当課からも感謝されている。
モニタリング調査 令和6年7月13日岩泉町陸中新田バス停付近
薪の作成 令和6年10月31日神成作業場
薪の作成 令和6年11月6日神成作業場