干潟や砂浜には、いろいろな貝殻が落ちています。
そうした貝殻をひろって、貝殻標本をつくってみよう!
準備するもの
底のあさい菓子箱、牛乳パック、透明の板あるいは厚手のフィルム(クリアファイルなど)、カッター、物差し、ボンド、脱脂綿、靴磨き、画用紙
方法
○貝がらの処理
1.もし、貝がらに身が入っていたら、鍋で煮てあげて、爪楊枝などで身をキレイに取り除く。
2.貝がらを、靴磨きでキレイに磨く。ピッカピカになるよ!
3.貝がらの種類を、図鑑などで調べる。
靴磨きで貝がらをふくと、ピッカピカに!
○標本箱をつくろう
1.菓子箱(A4サイズぐらいが良い)のふたをくりぬく。
ふたの周りを1cmぐらい残すと良い。
2.くりぬいたふたに、厚手のフィルムをボンドで貼り付ける。ふた完成!
くり抜いたふたより1cmぐらい大きいサイズでフィルムを切り取る。
3.並べる貝にあわせて、仕切り板を菓子箱に取り付けていく。仕切り板は、牛乳パックなどの厚手の紙でつくる。
片方の仕切り板に切り込み(上部は5mmほど残す)を入れて差し込む
4.仕切りがしてある各小部屋に脱脂綿をつめていく。
5.各小部屋に貝を並べる。
6.画用紙を小さく切り取り、そこに貝の名前を書く。そして、各貝の近くに名前を書いた画用紙を並べる。
7.最後に大きめに画用紙(3cm×7cm)を切り取り、「採集した場所と日付を書く」。
8.ふたをしめて、完成!
9.上級者は、磯場で貝を採集して、潮間帯生物の生息場模型を作ってみよう!
岩場の模型を発泡スチロールを削ってつくり、そこに採集した貝殻を配置していく。