ヨシ帯の保全

ヨシ帯は、ヨシを中心とした湿性・水生植物の群落で、多様な生き物が産卵場、保育場、生活場として利用する他、陸域からの負荷(窒素やリン)を吸収する大切な役割も担っています。しかしながら近年、各地のヨシ帯の面積は大きく減少しています。

水産多面的機能発揮対策事業では、このようなヨシ帯の再生や保全に取り組む漁師や市民の皆さんのグループを支援しています。

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ヨシ帯の保全活動の紹介

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  • ヨシ帯の刈り取り・間引き

    ヨシの刈り取りや間引きにより、ヨシ種子の発芽促進等を図る取組

    写真:茨城県行方市

  • 移植

    ヨシを移植し、ヨシ帯の再生を図る取組

    写真:茨城県行方市

  • 競合植物の管理

    大量繁茂によってヨシ帯の機能に悪影響を及ぼす水生植物(ホテイアオイ等)を除去する取組

    写真:滋賀県近江八幡市

  • 保護柵の設置

    風浪等によるヨシ帯の消失を防ぐため、ヨシ帯前面に木柵等の保護柵を設置する取組

    写真:茨城県行方市

  • 保護区域の設定

    ヨシ帯の利用制限等により、ヨシの生育やヨシ帯の良好な生態系を保全する取組

    写真:滋賀県近江八幡市

  • 浮遊・堆積物の除去

    ヨシ帯やその周辺に漂流・漂着するゴミを除去し、ヨシ帯を保全する取組

    写真:茨城県行方市

  • 「教育・学習」活動

    地元小学校への出前授業

    写真:滋賀県近江八幡市