(2人前)
アイゴは、下北半島以南の沿岸域に生息。主に海藻類を食べ、一部の地域では、磯焼けの原因になっているとも言われている。磯臭さがあるが、白身で美味しい魚である。 注意点としては、アイゴの背鰭・腹鰭・臀鰭の全ての棘に毒腺があること。この棘が刺さると毒が注入され、数時間から数週間ほど痛みが続く。アイゴが死んでも毒は消えないため、調理の際は真っ先にハサミなどでこれらの全ての鰭を切り落とすのが良い。また、独特の磯臭さは、内臓からくるので、内臓をつぶさないように捌くのがポイント。 岡山県では高級魚。沖縄のスクガラスは、近似種であるアミアイゴなどの稚魚を塩辛にしたもの。
・アイゴの下処理は、頭を落とし、内蔵を取り、キッチンバサミですべてのヒレを切り、3枚におろして皮をむく(※ヒレには毒があるので気をつけてください)。
・ごま油のかわりにカレー粉をまぶしてあげても良いです。
・アイゴが淡白なので濃い目の味付けのほうがおいしいです。