サンマの姿寿司

魚料理
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なぎさの生き物ではないけれど、さんまのレシピを紹介します。尾鷲市をはじめ紀伊半島南部の地域では、「さんま寿司」が有名で、地区ごと家庭ごとにオリジナルの味付けがあります。一手間かかりますが、絶品ですのでぜひ作ってみてください!

三重県尾鷲市(曽根婦人会)

材料

(2人前)

◆お魚
サンマ
2尾(1尾約100g)
◆酢じめ本浸け用合わせ酢
100cc
砂糖
100g
だいだい果汁
1/2個
ゆずの皮
1/5個
おろし生姜
適宜
◆すし飯
ご飯
1合
◆すし酢
大さじ1・小さじ1
砂糖
大さじ2・小さじ2
小さじ1弱(4g)
味の素
小さじ1/2弱(2g)

作り方

    【さかなの準備】

  1. サンマは、頭をつけたまま背開きにし、魚が浮くくらいの濃い塩水に1晩浸ける(塩じめ)。
  2. 塩じめの後、骨を抜き、本浸け用合わせ酢に1日(24時間)身が白くなるくらいまで、浸けこむ。
  3. 【寿司をつくる】

  4. すし飯は、ばらけないように軟らかめに炊く(日持ちがする)。炊き上がったら、熱いうちにすし酢を混ぜる。
  5. すし飯が温かいうちにサンマの大きさに合わせて、棒状に成形し、冷やす。
  6. サンマの上に成形したすし飯をのせ、巻き簾で押さえる。
  7. サンマの浸け汁を手水にしたり、包丁や握った後のサンマに付け、つやよく仕上げる。

ポイント

・薬味には、わさびやからしを付け、そのまま食べる。

・常温で1日置いて、味が馴染んでから食べる(寿司が乾かないようにラップをする)。

・切るときは、1本を8切れくらいに小さめに切る。

・サンマは、水温が下がり(晩秋から冬にかけて)南下してくる痩せたサンマを使うのが良い。手に入らなければ、尾鷲など紀東に行くべし!!

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