ツメタガイの佃煮

ツメタガイ（ばんちょ貝）の佃煮の作り方です。

三重県香良洲漁協女性部

（ツメタガイ1㎏分）

肉食性の巻貝で、アサリなどの殻に穴をあけて食べてしまいます。
肉は堅いですが、うまく調理すれば美味しく食べられます。

大きいなべで、貝を殻付きのまま、水から10分ほど煮てから、身を取り出し、取り出したむき身を2時間半以上茹でる（ゆで時間が短いと身が硬い）。茹で終わったら、ビニール袋等に入れて、冷凍庫で保管しておく。
貝のむき身を解凍し、7～8mm幅に包丁で切る。
切ったむき身をざるに空け、水道水を溜めたボール内で洗う（水を替えながら４～５回、砂が出なくなるまで）。洗った後は、水切りする。
フタ付きのなべに調味料（日本酒、しょう油、ざらめ）を入れ、加熱する。
煮立ったら、貝、しょうがの順に入れて、フタをして中火で1時間ほど煮る。（煮汁が少なくなって、ねっとりしてきたら出来上がり）
冷まして別の容器に入れて保存。常温で10日間、冷蔵庫なら１ヶ月はOK。

・貝のむき身洗いは念入りに。せっかく作っても、砂が入っていると、おいしさ半分です。