アラレタマキビ
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タマキビに似ているが、殻がザラザラしており、タマキビよりも海面から離れた場所で見られる。
横浜市野島海岸(2001.04)
投稿者:玉置泰司
- 出現場所:
日本全土に広く分布(ただし、奄美・沖縄では少なく、小笠原にはいない)。潮間帯の最上部の岩礁で見られ、波しぶきを浴びるような場所にいる。
- 特徴:
殻高5mm程度の小さな貝。殻表面の螺肋(らろく。巻き貝の巻きに沿って発達する筋)がゴツゴツしている。潮が満ちてくると、それに追われるように岩礁斜面を這い上がってくる。逆に、潮が引いてくると濡れている場所に下りてくる。炎天下では、殻口の一部だけを岩につけて「つま先立ち」するらしい・・水に浸かればいいのに、水中が嫌いなのでしかたない。
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