静岡県の「榛南磯焼け対策活動協議会」が地元の小学生を対象とした海藻おしば教室を開催しました。

生徒たちは、映像やクイズで海藻が生活のいろいろな場面で重要な役割を果たしていることを学んだ後、本物の海藻を使った絵葉書の作成を行いました。

海藻おしばの絵葉書づくり

サンゴの保全活動で沖縄県の「伊江島海の会」と連携している玉川学園の生徒が、学校で育てたサンゴの移植作業を見学するために伊江島を訪問しました。今後、移植されたサンゴが減少した天然のサンゴ礁の保全に寄与することが期待されています。

伊江島の海水にサンゴを慣らす作業を見学する生徒

石川県の「石崎里海保全会」が、地元の小学生を対象に藻場の環境学習を実施しました。藻場の保全活動についての説明を聞いた後は、海藻のスポアバッグ作りを体験しました。作ってもらったスポアバッグは、構成員によって海底に設置されています。

藻場の保全活動についての説明
構成員へ作成したスポアバッグを渡す
海底に海藻のスポアバッグを設置

シンポジウム「海の森の今」では藻場の保全をテーマに3団体からの話題提供と3つの活動組織からの活動報告が行われました。

当日は約300名の来場があったほかYouTubeの同時配信も行い、多くの方に参加・視聴いただくことができました。

資料室のページで当日の発表資料や動画をご覧いただくことができます。

宮崎県の「平岩採介藻グループ」で海藻の種類の見分け方についての個別サポートが実施されました。

潜水して藻場の状態を確認しながら海藻を採集し、サポート専門家とそれぞれの種類の同定を行い、海藻の押し葉標本の作製を行いました。

こちらの活動組織ではウニ類の除去活動に取り組んでおり、当初は密に生息するウニ類による磯焼け状態だった海底に多様な種類の海藻が生育する藻場が形成されるようになっています。

サポート専門家による海藻の観察
採集された海藻
構成員が作成した押し葉標本

今年度の水産多面的機能発揮対策事業シンポジウム「海の森の今」を下記の日程で開催いたします。

 日時:1月25日(土) 10:00~15:40(9:00開場)
 会場:日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
 参加費:無料

今回は藻場の保全をテーマとしており、「海藻おしば教室」も同時開催いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

佐賀県の「鎮西地区藻場保全活動の会」が小学校への出前授業を実施しました。

最初に海の環境の変化などについての座学を行い、その後、アマモマットの制作体験をしてもらいました。

海の環境についての座学
アマモマット制作体験

愛媛県の「愛南の藻場を守る会」の活動に愛媛大学ダイビング部の学生が参加しました。

今回が初めての取り組みで作業が大変な部分もありましたが、全部で1,128個のウニ類を除去することができました。

学生によるウニ類の除去活動

岩手県陸前高田市で今年度に設立された「陸前高田市藻場再生活動組織」の活動がニュースで紹介されました。高校生と協力して活動を行い、藻場の再生を目指していきます。

記事の詳細は下記のURLからご覧ください。

https://news.ibc.co.jp/item_44428.html

 三重県の「甲賀地区景観環境保全会」から、石川県輪島市の海女さんをお招きした講演会の案内をいただきましたため、ご紹介いたします。

「ISO-KATSU2024 summer漁民講演会 磯の変容に克つために」

 【日時】7月12日(金) 16:30~18:30

 【会場】志摩市阿児アリーナ 第一会議室

    (三重県志摩市阿児町神明1074番地14)

 【入場料】無料

 急遽開催が決定したというお話で、ご案内が開催直前となってしまいましたが、興味のある方はぜひご参加ください。